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「ブラック会社」佐藤祐市監督、就職難の大学生にエール
2009年11月3日 16時24分 (eiga.com)
小池徹平主演作「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の特別試写会が11月2日、東京・杉並区の明治大学和泉キャンパスで行われ、佐藤祐市監督と井手陽子プロデューサーが詰め掛けた現役大学生に“働くこと”をテーマにトークショーを展開した。
同作は、ニートだった主人公の男が小さなIT企業に就職するものの、過酷な労働環境と個性的な同僚に翻弄される姿をコミカルに描く。「2ちゃんねる」に書き込まれた実話がベースになっている。
井手プロデューサーは、映画のテーマとなる“ブラック会社”の定義について「低賃金や残業、法律違反など色々な条件が挙げられますが、何がブラックかと感じることは人によって違うと思います」と自らの経験をふまえて語った。「定時(で上がる)なんて都市伝説だ」という劇中のセリフは本当かと聞かれた佐藤監督は、「都市伝説でしょう」ときっぱり。さらに、「若いころに就職した会社は相当なブラック会社で、1カ月の給料が9000円だった」と明かすと、学生から一斉に驚きの声が上がった。
トークには、大手企業から内定をもらった2人の学生も参加。うち1人は、ブラック会社を見極める手段としてインターネット検索を挙げ「『会社名+ブラック』で検索して引っかかる会社は不安になった」と告白。もう1人は「ひとつ悪い点を見つけると『ブラック会社』と判断する傾向があり、友人に怒られた」そうで、これには佐藤監督も「それは過敏すぎる」とたしなめていた。
最後に、佐藤監督は「一度会社に就職してみると、得るものは必ずある。それをポジティブなものにするのは自分自身です」と学生にエールを送った。
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」は、11月21日から全国で公開。
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