知っておきたいホッチキスの留め方 〜基礎ビジネスルール(1)〜

さて、表題のとおり、基礎ビジネスルールとして知っておきたい「ホッチキスの留め方」についてのトピックです。

「書類をホッチキスで留めておいて」と頼まれたら、あなたはどこに、どのように留めますか?

まずは「どこに留めるか」。

「縦書きの文書、横書きの文書ともに、右上が基本ルール」という説があるようですが、実態は「縦書き文書なら右上、横書き文書なら左上」としていることが多いようです。

縦書き文書の場合は、紙の右上端から読み進めて、左下端で読み終えます。そして、読み終えた側をつまんでページをめくる。横書きの場合は、左上端から読み進め、右下端で終わり、そちら側をつまんでページをめくる。これがたいていの人の習慣なので、ページをめくる側の反対にホッチキスを留める、というわけ。

つまり、「紙の読み始めの角がホッチキスの留め所」というわけですね。
英数字が入ることが多いビジネス文書は横書きが多いので、実際は左上に留める場合がほとんどでしょう。

ただし、経験があると思いますが、例えば左上に留めることに統一すると、書類をファイリングしていったときに、ホッチキスの針の厚みで左上が膨らんで都合が悪くなることがあります。そのため、会社によっては「左側に2カ所。上と下の端からそれぞれ◯分の1程度のところに留める」などとルールがつくられていることもあるようです。

また、「縦書きでも横書きでも、文書は左上で留めて欲しい」と指定されることがあるかもしれません。多くの人は右利きです。左手でページをめくりながら右手でメモをしていきたい、という人にとっては、左上で統一される方が、都合が良いようです。

では次に「どのように留めるか」。

ホッチキスの留め方は―、|、/、\の4つが考えられます。考え方のポイントは「ページをめくったときに、折り目と針の面がピッタリと合う角度に」です。

つまり、右上に留める場合は、\。左上に留める場合は、/。こうすることで、めくった紙がホッチキスの針の一端で破れることがありません。

ホッチキスの留め方ひとつでも、仕事に対する主体性を示せます。
「自分ならどのように留めてもらいたいか」を考えてみると良いでしょう。

ちなみに、「ホッチキス」は「ホチキス」とも呼ばれます。商標の普通名称化により、どちらを用いても良いようですが、NHKでは「ホチキス」で統一されているようです。日本工業規格(JIS規格)上の名称は「ステープラ」(Stapler)となっています。


Photo by Thinkstock/Getty Images.

ルートつつみ

カテゴリー:仕事

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